撒こう。食べよう。バイオ炭活用による「三方よしプロジェクト始動」!

バイオ炭とは

バイオ炭の材料は木、竹、もみ殻、
畜ふんなどの様々な未利用の
バイオマスです。
これらを350℃以上で
炭化させることで、
バイオ炭ができあがります。
植物は微生物によって分解されたり、
燃焼させて灰になったりする過程で
CO2が大気に放出されてしまいますが、
バイオ炭にすることで炭素を
半永久的に貯留することができます。

バイオ炭活用の効果とは?

「バイオ炭活用による
三方よしプロジェクト」
概要

期間 2022年9月~2025年3月
(長野県内にて実施)

プロジェクトの内容
 「2021年度長野県休眠預金等活用コンソーシアム事業」を活用し、農業分野での地球温暖化対策を「バイオ炭」を活用して、生産者・消費者・地域が一体となって環境に配慮した持続可能な農業を目指すプロジェクトです。

 地域の農業残渣からバイオ炭を製造し、農地に貯炭をおこない(地廃地活)、その農地から再び農産物が生産され、消費に結び付く(地産地消)、持続可能な循環型農業の実現を目指しています。将来的に「J-クレジット」対応も可能です。
取組プラン

1年目

各団体及びバイオ炭に興味のある農業者へバイオ炭を配布し、農地への施用・農産物生産を行います。

2~3年目

農作業体験イベント等におけるバイオ炭製造・施用、農業者への配布等により、バイオ炭の認知度を高めます。また、バイオ炭施用農産物のブランド化を目指し、直売所等で販売します。それにより、地域住民・消費者の循環型農業・環境保全型農業への理解を広めます。

SDGs目標達成に向けて

SDGsは「持続可能な開発目標」という意味の英語「Sustainable Development Goals」の略。
2015年に国連総会で決められた、2030年までに目指すべき17の目標のこと。バイオ炭を施用することで、下記5つの目標の達成につながります。

  • 2飢餓をゼロに

    2飢餓をゼロに

    バイオ炭を畑に入れることで地球温暖化を食い止めることができます。そうすることで世界で干ばつが少なくなり、人々の手に入る食料が増えます。

  • 8働きがいも経済成長も

    8働きがいも経済成長も

    バイオ炭を畑に入れることで二酸化炭素を減らすことができます。その畑でとれた作物をみんなが欲しがり、普通の作物より高い値段で買ってくれれば、農家の人たちがもらえるお金が増えます。

  • 12つくる責任つかう責任

    12つくる責任つかう責任

    バイオ炭を畑に入れることで地球温暖化を食い止め、住みやすい環境を次の世代の子どもたちに引き継ぐことができます。

  • 13気候変動に具体的な対策を

    13気候変動に具体的な対策を

    バイオ炭を畑に入れることで、地球温暖化の原因である二酸化炭素を減らし土の中に閉じ込めることができます。

  • 15陸の豊かさも守ろう

    15陸の豊かさも守ろう

    バイオ炭はこれまで利用されずにゴミになっていたバイオマスを材料にしてつくるので、新しく木を切る必要がありません。

プロジェクトの流れ

生産者と消費者が連携して持続可能な農業をめざします!

  • JAバイオ炭製造

    バイオ炭の材料は、木、竹、畜ふん、もみ殻などの様々な未利用のバイオマス。これらを窯に入れ350℃以上で炭化させて、バイオ炭を製造します。

    1. 材料は未利用の
      バイオマス

    2. 350℃以上で
      炭化

    3. 完成

    4. 出荷

  • 生産者バイオ炭使用

    使用方法は、バイオ炭を散布し、トラクター等で鋤き込みます。バイオ炭を土に混ぜることで、二酸化炭素を減らしながら作物を育てることができます。

  • 消費者適正価格で購入

    バイオ炭を使用して作物を栽培するのは、通常よりもコストがかかります。そのコストを加味した適正価格で消費者に購入してもらうため、バイオ炭を使用した作物の認知・普及に取り組んでいきます。

このプロジェクトは
長野県みらい基金の
「2021年度長野県休眠預金等
活用コンソーシアム事業」
を活用しています。

みらい基金の詳細は下記の画像を
クリックしてご覧ください。

あなたもこのプロジェクトに参加してみませんか?

お気軽に下記までお問い合わせください。

JA長野中央会総務企画部
〒380-0826 長野市北石堂町1177-3
026-236-2016 biochar_pj@chu.nn-ja.or.jp
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